電気代計算ツール
家電の消費電力(W)と使う時間から、1時間・1日・1か月・1年の電気代と電力量を計算します。冷蔵庫やエアコンの年間消費電力量(kWh)からも計算でき、複数の家電の合計と割合を表示します。今の家電と買い替え後の電気代の差と、買い替えの費用を取り戻すまでの期間も出せます。単価は目安の31円/kWhから変更できます。
初期値は家電のカタログで使う目安単価 31円/kWh(税込)です。検針票や明細の単価に書き換えると、契約に近い金額になります。
消費電力と1日に使う時間、または年間消費電力量を入力すると、ここに電気代が表示されます
使い方
- 「消費電力(W)」に、家電の本体のラベルや取扱説明書に書かれた消費電力を入力します。
1,200や全角の1200でも読み取ります。 - 「1日に使う時間」を、時間と分で入力します。
1.5時間のような小数でも、10分だけでもかまいません。 - 「1か月に使う日数」(初期値は30日)と「台数」を必要に応じて変えます。
- 結果に、1か月の電気代が大きく表示されます。その下の明細の表には、1時間・1日・1か月・1年の電気代(円)と、1か月と1年の電力量(kWh)が1行に並びます。単位は列の見出しにあります。
冷蔵庫やエアコンのように、カタログに「年間消費電力量(kWh/年)」が書かれている家電は、「年間消費電力量から」に切り替えてその値を入力します。年間消費電力量から計算した家電は、1時間の欄が「—」になり、1日の欄は「平均」の付いた値になります。「家電を追加」で10台まで並べると、明細に家電ごとの行と、罫線の下の合計の行が並び、各行に1か月の合計に占める割合(何%か)が付きます。表の上の帯は1か月の合計を家電ごとに切ったもので、片の長さが割合に比例します。帯の片と、表の家電名の左の四角は同じ色です。「結果をコピー」で、家電ごとの金額と合計を文字でコピーできます。
買い替えで比べる
上の「買い替えで比べる」に切り替えると、今使っている家電と買い替え後の家電の電気代を並べて比べられます。
- 「今の家電」と「買い替え後」のそれぞれに、消費電力と1日に使う時間、または年間消費電力量を入力します。冷蔵庫やエアコンは、今の家電の取扱説明書と買い替え候補のカタログの年間消費電力量を入れると比べやすくなります。
- 結果に、1年で安くなる電気代が大きく表示されます。買い替え後のほうが高いときは、1年で高くなる電気代を表示します。明細の表には2つの家電の行と、罫線の下に「差」の行が並びます。差は買い替え後から今の家電を引いた値で、安くなるときは「−」、高くなるときは「+」が付きます。
- 「買い替えにかかる費用(円、任意)」に本体の価格や工事費を
120000や12万のように入れると、何年何か月使えば、安くなった電気代の合計がその費用に届くかを表示します。買い替え後のほうが電気代が安くならないときは、電気代の差では取り戻せないと表示します。50年を超えるときは、期間の代わりに「50年より長くかかります」と表示します。
「家電ごとに計算」と「買い替えで比べる」は入力を別々に持ちます。切り替えても、それぞれに入力した値は消えません。単価は両方で共通です。
計算のしかた
電気代は、使った電力量(kWh)に単価(円/kWh)を掛けて求めます。
- 1時間の電気代 = 消費電力(W)÷ 1000 × 単価 × 台数
- 1日の電気代 = 消費電力(W)÷ 1000 × 1日に使う時間 × 単価 × 台数
- 1か月の電気代 = 1日の電気代 × 1か月に使う日数
- 1年の電気代 = 1か月の電気代 × 12
年間消費電力量から計算するときは、年間消費電力量 × 単価 × 台数 を1年の電気代とし、その12分の1を1か月、365分の1を1日(平均)として表示します。
単価の初期値は、全国家庭電気製品公正取引協議会(家電公取協)が家電のカタログの電気代表示に使う目安単価 31円/kWh(税込、2022年7月22日改定)です。実際の単価は電力会社や契約プラン、使った量の段階によって違います。検針票や電気料金の明細に書かれた単価に書き換えると、ご自宅の契約に近い金額になります。
途中の計算は端数を出さずに行い、最後に四捨五入します。1時間と1日は0.1円単位、1か月と1年は1円単位、電力量は0.01kWh単位です。合計は丸める前の値を足してから四捨五入するので、表示された家電ごとの金額を足した値と一致しないことがあります。小さな金額の家電を多く並べると、差が数円になることもあります。
買い替えの比較では、2つの家電の電気代と電力量の丸める前の値どうしで差を取り、その絶対値を同じ単位に四捨五入します。そのため、表の2つの金額を引いた値と1円ずれることがあります。費用を取り戻すまでの期間は、買い替えにかかる費用 ÷ 1か月に安くなる電気代 を1か月単位で切り上げた値です。ここでの1か月は「1か月に使う日数」に入れた日数分(年間消費電力量から計算した家電は1年の12分の1)です。
具体例
単価31円/kWhで、次の3つを入力した例です。
- ドライヤー: 1200W、1日10分、30日
- 冷蔵庫: 年間消費電力量 300kWh/年
- LED照明: 8W、1日6時間、30日、4台
ドライヤー 1か月 186円(1時間 37.2円、1日 6.2円、6.00 kWh/月)
冷蔵庫 1か月 775円(1日の平均 25.5円、25.00 kWh/月)
LED照明 1か月 179円(1時間 1.0円、1日 6.0円、5.76 kWh/月)
合計 1か月 1,140円、1年 13,675円(36.76 kWh/月)
合計に占める割合は、冷蔵庫が68.0%、ドライヤーが16.3%、LED照明が15.7%です。ドライヤーは消費電力が大きくても使う時間が短いので、1日中動いている冷蔵庫より1か月の電気代は小さくなります。
「買い替えで比べる」で、冷蔵庫の買い替えを比べた例です(単価31円/kWh)。
- 今の家電: 年間消費電力量 500kWh/年
- 買い替え後: 年間消費電力量 270kWh/年
- 買い替えにかかる費用: 100,000円
今の家電 1か月 1,292円(1年 15,500円、41.67 kWh/月)
買い替え後 1か月 698円(1年 8,370円、22.50 kWh/月)
差 1か月 −594円(1年 −7,130円、−19.17 kWh/月)
1年で7,130円安くなります。100,000円 ÷ 1か月あたり約594円 は168.3か月なので、14年1か月使うと、安くなった電気代の合計が100,000円に届きます。
注意点
- 計算するのは、使った電力量に単価を掛けた金額の目安です。電気料金の基本料金(最低料金)、燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません。
- 段階料金の契約(使う量が多いほど単価が上がる契約)では、増えた分の電気代は平均の単価より高くなることがあります。
- エアコンやヒーター、電子レンジは、温度や設定によって使う電力が大きく変わります。ラベルの消費電力は最大に近い値のことが多く、実際の電気代はそれより少なくなるのが普通です。
- 買い替えの比較で出す期間は、電気代の差だけから計算した目安です。古い家電のリサイクル料金や処分の費用、買い替えなかった場合の修理の費用は、必要に応じて「買い替えにかかる費用」に足し引きしてください。
- 入力した値はブラウザの中だけで計算し、送信も保存もしません。
FAQ
消費電力はどこに書いてありますか?
本体の背面や底面のラベル(定格銘板)、取扱説明書の仕様の欄、メーカーのウェブサイトの仕様表に「消費電力 ○○W」と書かれています。「強」「弱」で違う家電は、使う設定の値を入れてください。
アンペア(A)しか分からないときはどうしますか?
家庭用のコンセント(100V)なら、アンペア × 100 がおおよその消費電力(W)です。たとえば 6A なら 600W として入力してください。kW で書かれているときは 1000 を掛けて W にします(1.2kW なら 1200W)。
待機電力の電気代も計算できますか?
家電を1つ追加し、消費電力に待機時の電力(たとえば 0.5W)、1日に使う時間に 24 時間、1か月に使う日数に 30 を入力してください。待機電力は小さくても、1日中かかるので1年分にすると目に見える金額になります。
エアコンの電気代は消費電力で計算してよいですか?
エアコンは部屋が設定温度に近づくと消費電力が下がるので、ラベルの「消費電力」で計算すると実際より高めになります。カタログの「期間消費電力量(kWh)」は、冷房と暖房の期間を通して使ったときの電力量の目安です。「年間消費電力量から」に切り替えてこの値を入れると、1年の電気代の目安になります。
単価の31円はいつの値ですか?
家電公取協が2022年7月22日に、それまでの27円/kWhから改定した目安単価です。古いカタログには27円で計算した電気代が載っていることがあります。カタログの電気代と比べるときは、単価をそのカタログと同じ値にしてください。
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